つくばスローマーケット

つくば市で2008年より開催しているアート&クラフトマーケット。 スローでかっこいい(=独自の哲学やこだわりをもっている)クリエーターとその手作りの作品をご紹介するとともに、地域環境を考えた様々な取り組みを行っています。 実際に見ていただくことで、地球のこと、こどもたちのこと、将来のこと、ライフスタイルを見直すきっかけにつながればうれしいです。

しあわせの模様  

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ブースの中に入った瞬間、不思議な懐かしさと、あたたかさを感じたのが、「刺し子屋トタコ」さん♪
作家さんにそんな感想を伝えたら、「おばあちゃんちみたいとか、おうちみたいってよく言われるんですよ」との答えが返ってきました。
同じように感じる方は多いのですね〜なんだかちょっと嬉しくなりました。

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今回、スローマーケット初出店の「刺し子屋トタコ」さん。
県南地区のイベントも初とのことで、今回のためにたくさんの作品を揃えて来て下さいました!

私も初めて見る刺し子に興味津々!
早速作家さんにいろいろお話を伺いました。

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刺し子とは「運針で柄を作り出す日本に古くから伝わる技法で、ものが貴重であった時代、ものを大切にするために考え出され、傷みやすい部分や傷んでしまった部分を補修また、防寒のために布を何枚も重ねて、一針ずつ縫っていた」とのこと。

「始めは補強が目的で真っ直ぐ縫い合わせることから、時代とともに手仕事の温もりとデザインする心が多くの模様を作り出し、今に伝えられています」
*「刺し子屋トタコ」さんにいただいた資料より引用

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「ものを大切にしたい」という心から生まれた伝統的な技法だからこそ感じた懐かしさだったのですね。
さらにそこにデザインを加えることによって、機能性に美しさが加わり、作者の思いが込められ、糸が紡ぎ出す芸術とも言える文化に育っていったのではないかな〜と感じました。
刺し子は美しい芸術でありながら、何よりも実用的な生活の知恵だったのですね。

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さらにこちらの模様はただの幾何学模様だと思っていたのですが、「デザインには『植物』『自然現象』『建具』『生活道具』などそれぞれ多彩な名称があって、模様にはそれぞれちゃんと意味があるんですよ」とのこと。

例えば、上の写真のランチョンマットに施された模様は「麻の葉」
「麻はすくすく育つ植物なので、そこから『健やかな成長』を表し、末広がりな意味合で『繋がり』を表すんですよ」と教えて下さいました。
他の模様も、「豊かさと円満の象徴」「商売繁盛、学業向上」「平穏な暮らし」などそれぞれ幸せを願う意味が込められているのだとか。

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一針一針縫う毎に使う人の幸せを願いながら刺していく「刺し子」

今回、お話を伺うまで刺し子のことは何も知らなかった私。。。
日本にはこんなに素晴らしい伝統文化があったことに感動しました。

さらに感動したのは、トタコさんの手仕事の丁寧さでした。
一針一針がとても美しく、心を込めて丁寧に作られているのがよくわかりました。
また、伝統文化を守りたいという気持ちと刺し子の魅力を伝えたいという気持ちが伝わってくるような素敵な作品でした!

大量生産大量消費の現代。
便利さを得た反面、大切な何かを無くしてしまったような気がしています。
だからこそ、改めて「ものを大切に」という心から生まれた「刺し子」のような伝統文化を見直すべきではないかなと思いました。

手仕事から生まれる作品だからこそ感じられる、ぬくもりやあたたかさを改めて教えてくれた「刺し子屋トタコ」さん!
本当にありがとうございました♪

Posted on 22:40 [edit]

category: vol.7報告

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